過酷で自然派で強くなれるオーストラリア式キャンプとは?
こんにちは。
オーストラリアで2年間ワーキングホリデーをしていたばななよーぐるとです😁
オーストラリアン式キャンプってご存知ですか??
これは私がオーストラリアに着いて2週間目で体験したかなり自然派で過酷なキャンプです。
キャンプって楽しいものなんじゃないのって思いますよね。
はい、楽しいです。
楽しいんですが、オーストラリアの人にキャンプに行こうと誘われたら
少し覚悟を決めた方がいいかもしれません。
そして行く前に詳細を聞いてみた方がいいかもしれません。
それはなぜか…
読んで見てください。
★学校のイベントに参加してみたら大変なことが起こったよ
オーストラリアに到着して学校に入学し、
あまりにも自分の英語の出来なささに愕然とした為、少しでも英語の環境に自分の身を置く為とこんな経験なかなか出来ないと思ったので、
学校のイベントとして打ち出されていたキャンプでの話です。
これがオーストラリア式なのかどうかは私は分かりませんが、引率してくれた先生はそう言ってました。だから間違っていても私を責めないで下さいね。笑
かなり過酷でした。
何が過酷かって?
このキャンプは2泊3日だったのですが
まず、一切洗剤や石鹸はNGです。
そして
風呂、トイレ、電気は一切なしです。
石鹸が使えないってこんなに大変なんだと心から思いました。
トイレが綺麗でトイレットペーパーを流せるってなんて素敵な人類の発明なんだろうって思いました。
★キャンプ場って何!?宿は森の中
学校に集合して
初めましての方々と一台のバンに乗り込んで田舎の方へ。
イタリア人、フランス人、ドイツ人、タイ人、台湾人、日本人などなど数人で途中でタンクに水を汲んで森の方へと向かいました。
私以外の日本人は友達と来てたので
あれ?!私一人で来ちゃったよ;(
と思いましたが、そこは日本人で群れずに多国籍の人と仲良くなれると思い直してかなりたどたどしい英語で話しかけていました。
そしてキャンプをするという所に着きました。
日本だとキャンプ場という整備されててトイレとか水道がある便利な場所がありますよね。
そんなのを想像したら大間違いで
何もない森の中。
ここでキャンプをするから
枝を集めてこいと言われました。
ここでキャンプするとか本当に大丈夫かな?と思いつつ必死の英語と枝集めをしました。
先生がテントと私たちのお家となる所を作ってくれたので雨が降っても雨を凌げました凌げました💓
↓ 三日間の私達のお家
それから皆で夕食作りを始めました。
オーストラリアのバーベキューは日本のバーベキューと違って
鉄板やフライパンを使って調理をすることがほとんどです。
オーストラリアはバーベキューが主流なので公園や海岸には
ガスが通っているコンロが置いてある所も多々。
海に行って炭などいらずで
バーベキューができるとか便利過ぎますよね😗
私が載せた写真ではブロッコリーと鶏肉が
フライパンにのせてありますが、
オーストラリアのバーベキューは
ソーセージや野菜を焼いてそれをパンに挟んでホットドックのようにして食べるのが多いです。
★さすがオーストラリア!!野生のカンガルー現る
そしてオーストラリアはカンガルーが有名ですよね。
本当にたくさーんいます。
キャンプをやっている時もテントの近くにたびたび来てくれました💓
↓わかりにくいけどカンガルーの後ろ姿
↓子供がお母さんカンガルーのお腹の袋に頭をつっこんで何かしてます
こんな貴重な野生のカンガルーも見れちゃいました。
★日本の常識なんて世界では常識なんかじゃありません
海外に出たらどこでもそうですが、
まず日本での常識が世界の常識だと思わないようにしましょう。
かなり自然派のキャンプで今までの常識が色々覆りました。
え!?
これでいいの!?
ってことが多々。笑
そして私が1番ミスったのは
化粧をしていったこと。
はじめまして。
の子ばっかだったので
少しでもちゃんとしときたいっていう思いから化粧していったのですが、
水が貴重なのでそもそも顔を水でバシャバシャ洗えませんでした。
だから拭き取りのクレンジングを日本人の子にもらって拭き取って終了。
キャンプに化粧をしていったの
まじでミスでした。
見た目なんて全然気にしなくていいので
日本にいる時のようにキラキラしなくてもいいので
自然体で行って下さい。
ってなかなか行く機会もないかもしれませんが。笑
★キャンプで辛かったこと勝手にランキング
急にランキング始めちゃいました。笑
【辛かったこと第3位】
• 石鹸で洗えなかったこと。
私はコンタクトをしてるのですが、コンタクトを触るときは手を石鹸で洗いますよね。
それが3日間洗えませんでした。
これはかなり辛かったです。
アルコールは使えたのでトイレ後や食事前はアルコールで除菌をしましたが、やっぱり手は洗いたかったです。
そしてお皿洗いももちろん洗剤が使えないので海水と海藻で洗ってました。
それで綺麗になるのか謎ですよね。笑
【辛かったこと第2位】
• お風呂に入らなかったこと。
バーベキューをするので煙臭がすごいのですが、もちろんお風呂に入れません。
煙臭がするままで寝袋に入り、自分が臭いと思いながら寝るのはかなり辛かったです。
お風呂って大事。
清潔っていいことですね。笑
【辛かったこと第1位】
• トイレが穴だったこと。
トイレが無いので、スコップで掘った穴がトイレでした。
排泄物は自然にかえるのでいいとのことでしたが、トイレに慣れてる現代人にとってはかなり抵抗がありました。
そして夜中のトイレは最悪。
一人だと危ないとのことで、夜トイレに行く際は絶対に誰かと行かないといけませんでした。
だから寝ている誰かを起こして一緒にトイレに行くのです。
初めまして。
の子をトイレの為に起こして一緒に懐中電灯持って穴掘って待ってもらうって本当に申し訳なさと恥ずかしさがいっぱいでした。笑
トイレってもう普通だけどかなりありがたいものですよね。
★キャンプに参加して良かったこと勝手にランキング
辛かっただけみたいになって来ちゃったので、次は良かったことを順位形式で発表します✨👏
【良かったこと第3位】
• 友達が出来たこと。
学校でも友達は作れますが、自然の中で戯れて協力して何かを成し遂げるとやはりすぐに仲良くなれます。
オーストラリアに着いて早々だったけど、色んな国籍の人と仲良くなれました。
【良かったこと第2位】
• 貴重な体験が出来たこと。
こんな自然派のキャンプはなかなかできないのでそんな経験ができたことで色々な物の便利さや有り難さを感じれました。
そしてオーストラリアの壮大な自然を身を持って体験できました。
【良かったこと第1位】
• 精神的に強くなれたこと。
まさかこんなに自然派なキャンプだと思っておらず、想像以上でしたがそんな環境でも自分が楽しめたことと、一人で参加したことで
その後、どんな事にも一人でも足を踏み入れられる勇気が出ました。
誰かと一緒じゃなきゃやらないのではなくて
自分がしたいことを自分がしたい時にやる
これが自分の軸になりました。
もし
オーストラリア式のキャンプに行く機会があったら覚悟をしてなおかつ楽しむ心を持って行ってみてください。
きっと今までのキャンプの常識が覆ります。
そして
強くなれます。笑
★行ってみて分かった必須な持ち物
最後にオーストラリア人主催のキャンプに参加するよっていう方に向けて
こんな自然派キャンプの可能性も無きにしもあらずなので
持っていった方がいい物をまとめておきます。
あくまで主催でなく参加する時です。
・除菌シート
・ウェットシート
・タオル
・コンタクトの人は1Dayコンタクトがおすすめ
・長袖長ズボン(自然の中ではどんな虫がいるかわからないので)
・懐中電灯
・持ち運び式充電器
・虫除けスプレー
ではでは今日も良い一日を💓